2007年12月12日

データのバックアップとは?

では、「データをバックアップする」とはどういう事か説明していきます。

まず大原則として覚えて頂きたいのは、データがバックアップされている状態とは、
二ヶ所以上の物理的な媒体に、同じデータが保存されている事

分かりやすく言うと、普段使用するデータは通常パソコンの中に保存されていますが、それらと全く同じデータ(複製)を他のデータを記録装置や記録メディアに保存(コピー)するということ。

もう少し具体的に言うと、普段データを保存しているマイドキュメントやマイピクチャのデータを、外付けのハードディスクやCD-Rに保存するということです。

ここで重要なのは、データのバックアップを行うには、そのバックアップ先として外部の記録装置や媒体が必要になるということです。持っていなければ購入しなければいけません。どのような装置がバックアップに適しているのかについては次回ご説明いたします。

ところで、現在定期的にデータのバックアップを行っている人はどれくらいの割合でいるでしょうか?大企業であればほとんどのデータはサーバー上に保存して、それらのデータは自動バックアップされているでしょうが、ご家庭のパソコンではおそらく一割二割の方しか行っていないのではないでしょうか。

一般の方できちんとバックアップを行っている方の多くは、以前にパソコンの突然のトラブルで大切なデータを失った事のある方だと思います。実際、当社で出張でのパソコンメンテナンスでお会いするお客様にデータのバックアップの重要性をお伝えする事がありますが、その人がやはり過去に大切なデータを失った経験がなければ、なかなか伝わらないと実感します。

明日パソコンの電源を入れたら、起動しない・・・
重要なデータがパソコンの中に入っていたらどうしますか?
もし、1週間前にバックアップを取っていれば失うのはこの1週間のデータだけ。
もし、今まで何もバックアップを取っていなければ、これまでの仕事のデータや家族の写真などのデータは全て失うことになります。

最初に述べた、「二ヶ所以上に同じデータが保存されている状態」というのがとても大切で、一ヶ所(通常はパソコンですね)がダメになっても、同時にもう一ヶ所もデータが取り出せなくなるのは極めて稀で、そこからデータを拾い出せば貴重なデータを失わずに済むのです。もちろん火災でバックアップ先の媒体と共に消失してしまえばデータを失ってしまいます。大企業では絶対に失うことのできないデータに関しては、車内でのバックアップシステムに加え、随時遠隔地に光ファイバー等でネットワーク越しにデータセンターにデータを送り、震災や火災、テロなどからデータを守る努力をしています。

弊社ではパソコンが起動しなくなった後からのデータの取り出しの業務を行っておりますが、ハードディスクというデータを記録している媒体の損傷が大きければデータの復旧ができなくなることがあります。データのバックアップで大切なデータを失うことは避けられます。このブログを通じて、お客様ご自身がデータを守る意識を高め、ご家族の思い出の写真など、二度と取り戻す事のできない大切なデータを失うことが少しでも少なくなれば幸甚に存じます。

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